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【FGO】[ネタバレ考察/感想][マナナン・スーベニア・バレンタイン~チョコの樹と女神の選択]オベロンからのお返しに対する考察

FGOバレンタイン。女性サーヴァントからはチョコレートをもらえて、男性サーヴァントにはチョコレートを渡せる年に一回の楽しいイベントです。
今日は2021年度に追加された6章のサーヴァント「オベロン」からのお返しについて考察します。
※ネタバレ含みますのでご注意下さい。

オベロンはお返しをくれない。

根本的な話ですがオベロンはお返しをくれません。
大事なことなのでもう一回言いますが「オベロンはお返しをくれません!!!」ここ重要です。

ちなみに「嬉しいなぁ」ととっても喜んでくれます。胃痛がしますね!

紅茶の缶

オベロンがくれるお返しの見た目は「紅茶の缶」。
我らが相棒ブランカが描かれた、爽やかな見た目の素敵な缶です。

英国出身のオベロンらしいプレゼントですね!

可愛らしい紅茶の缶を開けると中に詰まっているのは「虚影の塵」でした。
「いやなんでやねん!」と思う主人公ですが…いや違いますね。これは…。

中身の価値はもう過ぎたものだけど、入れ物の輝きだけは、変わらないものかもね?

うそつきのオベロン。本当の言葉はどこにもありません。
だから上記の言葉はこう訳すべきです。

中身の価値は今でもあるさ。入れ物の輝きは変わってしまうかもしれないけどね。

価値がある?塵に?

虚影の塵

虚影の塵の説明は以下の通りです。

虚ろな影が消える時に飛び散る塵

そう。虚ろな影が消える時に飛び散る塵。

…ねぇマスター。覚えてる?妖精国で妖精がモースに後堕ちた後。
君が倒した妖精達(モース)は何になった?

オベロンの声が聞こえてくるようでした。

そう。妖精たちは倒された後、虚影の塵になっていました。
紅茶の缶に詰められた塵は…妖精国の…。

異聞帯のものは外に持ち出せなかった。

異聞帯のものは外に持ち出すことが基本的に出来ません。

特異点化していたブリテンは例外で妖精達も外に出ていけるという話でしたが、
終わってみてから考えれば結局外に持ち出せたのは聖剣だけでした。

長く過ごした。妖精国。美しかったあの国の思い出。
物質的には何も残っていません。

残っていない、はずでした。

妖精王オベロン

オベロンは、うそつきのオベロンは妖精国が生み出した終末装置でした。
終わらせる役割を持って生まれた王。

彼は愛していないと言いながら、大嫌いだと言いながら、あの国を終わらせたのです。

それはきっと、ずっと、ちゃんと、愛していた、はずなのです。

彼はちゃんと妖精国の王でした。
モルガンこそが王ですが、同時に、オベロンも妖精たちを救う王の一人だった。

その王が最後にした仕事こそが。
妖精国の妖精たちを虚影の塵に成り果てた妖精達を外の世界に連れ出すことだったのではないでしょうか。

マスター。

オベロンはマスターに妖精達を託してくれました。
きっとそれは妖精国を滅ぼしたマスターへの当てつけであり、マスターを信頼しているオベロンからの重たいお返しなのだと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。個人的には虚影の塵の意味に気づいた瞬間「人の心がないんか?!」となりました。重いわ!

このお返しは大事に保管しておこうと思います。。
皆さんはオベロンからのお返しについてどう思いましたか?

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